ここでは2025年に発売済み、もしくは発売予定のエロゲーをご紹介していきます。
新しい作品を見つけたい古参エロゲープレイヤーから自分にあった作品を見つけたいエロゲ初心者までおすすめのゲームをピックアップしていきます。
このページ自体も随時更新していくのでよければブックマークしていってください。
2025年1月発売の注目エロゲー
夏への方舟3

- 郷愁と背徳を融合させたシナリオ構成
- Live2Dによる革新的なHシーン演出
- コンパクトなプレイ時間
価格 | 3,400円 |
リリース日 | 2025/01/31 |
ゲームジャンル | ADV |
アダルト要素 | 幼なじみ/ノベル/恋愛/アニメーション |
メーカー | Argonauts |
声優 | 風鈴みすず/歩サラ/蒼乃むすび |
原画/イラスト | やまかぜ嵐 |
対応デバイス | Windows |
『夏への方舟III』(Argonauts)は、郷愁を誘う夏の田舎町を舞台にした背徳的な恋物語を描くシリーズ完結編。
主人公が故郷に帰省するたび、徐々に深まっていった禁断の愛の行方が、ついに最高潮を迎える。
物語の中心となるのは、これまで控えめな存在だった幼馴染・絹佐紫織。内気で病弱だった彼女が、勇気を振り絞って主人公への秘めた想いを打ち明ける瞬間、静かだった日常が劇的に動き出す。
シリーズを通じて育まれた幼馴染や実妹、従姉との関係性は、もはや引き返せないほどに深く、そして禁忌に満ちている。
それぞれのヒロインが持つ属性は明確で、プレイヤーが好むタイプのヒロインとの濃厚なシーンが堪能できる。
ビジュアル面でも本作は大きく進化している。特に注目すべきはブランド初となるLive2Dを駆使したHシーン。
静止画にはない滑らかな動きとリアルな質感は、臨場感を飛躍的に高め、シリーズ史上「最も実用的」と評されるほど。
唇の動きやヒロインの身体の揺れが細やかに再現されており、視覚的にも感覚的にもプレイヤーを魅了する。
背景の描写も秀逸で、田舎特有の夏の蒸し暑さや美しい風景が鮮明に描かれ、物語の情緒をより一層引き立てている。
ゲームシステムも快適そのもの。テキストや演出のON/OFF機能が充実し、自分好みのプレイスタイルを選べる。
また、Hシーンの鑑賞モードではアニメーションを切り替えることも可能で、じっくりとテキストを楽しみたいユーザーにも配慮されている。
全編を通して6〜8時間とコンパクトなプレイ時間ながら、シリーズを通してプレイすれば20時間以上の充実したボリュームとなる。
『夏への方舟III』単体でも楽しめるが、過去作をプレイすることで感情移入が深まり、シリーズ全体の魅力を最大限に味わうことができる。
田舎の夏、禁断の愛、そして新たに導入されたLive2Dアニメーションが織りなす背徳的な恋の結末――。切なくも情熱的なストーリーと濃密なHシーンを堪能したいプレイヤーには、ぜひ触れてほしい逸品だ。
廃村少女 外伝 ~嬌絡夢現~

- “救済”をテーマにしたビターな本編
- サブからメインへ昇格したヒロインたちの魅力
- ビジュアル・演出の高品質と快適なプレイ
価格 | 4,180円 |
リリース日 | 2025/01/31 |
ゲームジャンル | 酒池肉林の廃村ADV |
アダルト要素 | 辱め/SM/乱交/淫乱/ハーレム |
メーカー | エスクード |
声優 | 金松由華/赤月ゆむ/霧島はるな/波野夏花/倉下撫子/御苑生メイ/風鈴みすず/乙倉由依 |
原画/イラスト | ちょびぺろ/あおいあいう/蒼瀬/佑りん |
対応デバイス | Windows/Mac/Android/iOS |
『廃村少女 外伝 ~嬌絡夢現~』(エスクード)は、前作『廃村少女〜妖し惑ひの籠の郷〜』で救われなかったサブヒロインたちにスポットを当てたファン待望の外伝作品だ。
本編で描かれなかった「もしも」の可能性を追求し、心残りだったヒロインたちの新たな魅力を掘り下げている。
物語は本編でビターな結末を迎えたエマ、由良々、つばめ、澪、愛香の5人を主人公に据え、それぞれ独立した短編で構成されたオムニバス形式を採用。
彼女たちが本編後に選んだ別の道や、その後の再会を描くことで、プレイヤーが心に抱いた「彼女たちを救いたい」という願いが叶う形になっている。
副題の「嬌絡夢現」が示すように、妖しく絡み合う夢と現実が絶妙に交錯し、甘美なエロスと儚いドラマが共存する魅惑的な展開が特徴だ。
ヒロインたちは本編では脇役だったが、その個性は外伝で一層輝きを放つ。
お嬢様然としたエマの意外な脆さや、無口なつばめの秘めた強さ、明るい由良々の隠された恋心など、新たな一面が次々と明かされることで、プレイヤーの愛着が深まること間違いなし。
また、本編同様、原画担当のちょびぺろ氏とあおいまい氏による美麗なグラフィックが情緒豊かな廃村の世界観を鮮やかに描き、ヒロインたちの可憐で妖艶な表情を魅力的に表現している。
システム面も快適で、本編とのクロス閲覧機能を搭載するなど、シリーズを通じて楽しめるよう配慮されている。
各ヒロイン編のボリュームは1~2時間程度だが、全編を通して5~8時間の充実した内容となっている。
エンディングは各ヒロインごとに用意されており、救済的な結末が中心のため、ファンは安心して楽しめる仕上がりだ。
『廃村少女 外伝 ~嬌絡夢現~』は、本編のキャラクターたちをより深く愛せる至高のファンディスク。未練があったあの子たちの新たな姿に触れ、救済と感動の物語をぜひ体験して欲しい。
覇王戦姫 来夢

- 王道ヒロインアクション×背徳的エロスの融合構成
- ヒロインの悲劇性とキャラ造形の丁寧さが際立つ
- 演出・ビジュアル・音声の総合力で没入感を強化
価格 | 1,1880円 |
リリース日 | 2025/01/31 |
ゲームジャンル | 和風変身ヒロインADV |
アダルト要素 | 変身ヒロイン/和服・浴衣 |
メーカー | LiLiM |
声優 | 佐倉もも花/手塚りょうこ/百園シューイチ/志雄子奨/咲多悠/夜空ナガメ/柏木逢花/ももぞの薫 |
原画/イラスト | 金目鯛ぴんく/桐島千夜 |
対応デバイス | Windows/Mac/Android/iOS |
『覇王戦姫 来夢』(LiLiM)は、ブランド25周年記念作品として登場した変身ヒロインADVの決定版だ。
和風の鎧をまとった美少女戦士・来夢が、異星の侵略者と戦う壮大な物語を軸に、熱いバトルアクションと過激な凌辱シチュエーションが融合した作品として高い評価を受けている。
物語は、突如地球を襲った異星人に立ち向かうため、宇宙から降り立った異星の王女・来夢が主人公とともに戦う勧善懲悪ストーリー。
変身ヒロインらしい爽快なアクションシーンと並行して描かれるのは、敵に敗北した際の衝撃的な凌辱シーンである。
特に来夢が徐々に快楽に堕ちていく様子や、目の前で凌辱されるヒロインを守れない主人公の苦悩と興奮は、背徳感を強烈に掻き立てる仕上がりとなっている。
キャラクター描写が本作の最大の魅力である。
ヒロインの来夢は、可憐で健気ながらも凛々しさを持つキャラクターとして丁寧に描かれ、敵の手に堕ちていく悲劇性がその魅力を引き立てている。
一方、主人公は平凡な青年だが、来夢への想いと守れなかった悔恨が交錯する描写がNTR要素を深めており、プレイヤーに感情移入させる。
敵役も個性的で、狂気的な科学者や怪人たちが次々と来夢を狙い、物語を飽きさせない。
原画を手掛ける金目鯛ぴんく氏の濃厚かつダイナミックな描写は特筆すべき点だ。
変身シーンの迫力ある演出や、敗北時の淫靡で生々しい凌辱描写は視覚的インパクトが強烈で、プレイヤーを瞬時に作品世界に引き込む。
また、CVを務める佐倉もも花氏の演技が秀逸で、変身前の可憐な少女の声と、戦姫としての凛々しい声の使い分け、さらには凌辱シーンでの抵抗と快楽に屈する様子を見事に演じ分けている。
システム面も充実し、快適なプレイを支える各種スキップ機能や回想モードが完備されている。
さらに、凌辱シーンだけでなく純愛ルートも用意されており、悲劇的なバッドエンドと幸福なハッピーエンドの両方を楽しめる作りとなっている。
プレイ時間は10~15時間とボリュームも申し分なく、変身ヒロインの魅力を堪能するには最適な一本だ。
『覇王戦姫 来夢』は、変身ヒロイン好き、凌辱シチュエーションに興奮を覚えるプレイヤー、さらには純愛要素も楽しみたいユーザーまで幅広く満足させる。王道のヒロインアクションと背徳的なエロスが絶妙に融合した本作を、ぜひ体験して欲しい。
2025年2月発売の注目エロゲー
マブラヴ (18禁版)

- ジャンル転換による衝撃的構成と物語の落差演出
- “序章にして完成形”と呼べる高密度なシナリオと演出
- ビジュアルと音楽が生み出す“絶望と愛”の共存表現
価格 | 2,980円 |
リリース日 | 2025/02/07 |
ゲームジャンル | 超王道学園アドベンチャー |
アダルト要素 | 幼なじみ/恋愛/ラブコメ/制服/学園もの |
メーカー | aNTIQ |
声優 | 相庭剛志/藤原理加/奥田秋/高柳香帆/吉野なつき/北都南/野中真澄/稲葉貴子/南綾香/上原ともみ/星野千寿子/海原エレナ/宮内祐香/まつもとちあき |
原画/イラスト | Bou |
対応デバイス | Windows/Mac/Android/iOS |
『マブラヴ(18禁版)』は、2003年にâgeよりリリースされた恋愛アドベンチャーゲームである。
かなり前の作品だが、ここ最近FANZAにて配信されたため、取り上げようと思う。
『マブラヴ(18禁版)』その実態は単なる“エロゲ”に収まりきるような代物ではない。
序盤で描かれるのは、王道ど真ん中の学園青春ラブコメ。幼なじみの鑑純夏と転校生の御剣冥夜に挟まれながら、ドタバタで甘酸っぱい日常が繰り広げられるEXTRA編。
まるで“いつものギャルゲー”かと思わせるこの展開が、後半で一気に引き裂かれる。
突如として舞台は異世界へ。人類存亡をかけた戦いが始まるUNLIMITED編では、宇宙から襲来した異形の存在BETAとの絶望的な戦争が描かれる。
萌えゲーからミリタリーSFへ──このギャップこそが『マブラヴ』最大の衝撃だ。
愛らしいヒロインたちが訓練兵として命を懸け、死と隣り合わせの世界で懸命に生きる姿は、プレイヤーの心を容赦なく揺さぶる。
原画はBou氏が担当し、2000年代前半らしいポップで親しみやすいキャラデザインが光る。
だが本作が真に輝くのは、可愛さと絶望感という対極のビジュアルを一貫した絵柄で描き切っている点だ。
戦術機と呼ばれる人型兵器や戦場の臨場感も圧巻で、ニトロプラスの仁Niθ氏によるメカ演出がSFパートを骨太に支えている。
Hシーンについては、各ヒロインに1~2回ずつ用意されており、内容は純愛ベースの甘い描写が中心。
過激さよりも“愛のある時間”に重きが置かれているため、実用性はそこそこだが、シナリオに自然に組み込まれている点は好印象。
なおUNLIMITED編に入るとH要素は控えめになり、全年齢版への移植もしやすい構造となっている。
プレイボリュームはEXTRA・UNLIMITED合わせて20~30時間ほど。
ルート分岐はEXTRA編で5人、UNLIMITEDは一本道という構成。読み応えあるテキストに加え、CGや演出も豊富で、序章とは思えないほどの密度を誇る。
実際、この作品は“続編ありき”の作りとなっており、全ての伏線は『マブラヴ オルタネイティヴ』で回収される。
それでもなお、単体でここまで強烈な印象を与える作品は稀有だ。
CV陣は田口宏子(藤原理加)や北都南といった実力派が揃い、ヒロインたちの感情を細やかに表現。
主題歌「マブラヴ」も名曲として記憶に残り、後の『オルタ』での曲調変化による演出もファンの心を掴んで離さない。
『マブラヴ』は単なる恋愛ゲームでも、単なるロボットSFでもない。
ジャンルをまたぎ、予想の斜め上を行く展開でプレイヤーに“覚悟”を突きつける、まさに“美少女ゲームの皮を被った怪物”。その名は、今なお語り継がれるにふさわしい。
恋愛、はじめまして

- “恋の初心者”たちが織りなす、甘酸っぱくて笑える青春物語
- アサプロ伝統のテンポ感あるギャグ×ちょい泣きのバランス感覚
- 短時間で楽しめる“ラブコメのエッセンス”凝縮型ADV
価格 | 10,280円 |
リリース日 | 2025/02/28 |
ゲームジャンル | 恋愛ADV |
アダルト要素 | 天使っ娘/恋愛/ラブコメ/制服/学園もの |
メーカー | ASa Project |
声優 | 奏雨/逢真井もこ/そらまめ。/相模恋/山吹うらら/夜空あかり/碓氷珊瑚/飴川紫乃/鏑木真/木下くわがた丸/椨もんじゃ |
原画/イラスト | 冬壱もんめ/うなさか/さくらねこ/夕凪セシナ |
対応デバイス | Windows/Mac/Android/iOS |
孤独な陰キャ男子・緒方伊織の前に現れたのは、謎のゴスロリ美少女。
名乗るは“天使ちゃん”。「青春、売ります!」とばかりに押しかけ同居を始めるこの出会いから、すべてが転がり出す。
ASa Projectが贈る『恋愛、はじめまして』は、「青春ビギナー」たちのピュアで笑えてちょっぴり切ない恋模様を描いた、ハイテンション学園ラブコメだ。
主人公は、友達ゼロ・恋愛経験ゼロ・自己肯定感ゼロの三重苦。
そんな伊織が、天使ちゃんとの交流を通じて、少しずつ人と関わり、「恋すること」そのものを学んでいく。
登場するヒロインは、癖は強いがみんな良い子たち。
天然系モデルの藍沢紫、天真爛漫な後輩・恋丸、姫様気質の風雅先輩、無口系バイト先輩・すみれ、そして包容力満点な義姉・寧子。
それぞれのルートでは、恋愛初心者たちの不器用で甘酸っぱいやりとりが展開され、“恋のはじまり”そのものを追体験できる。
シナリオは八日なのか氏。軽快な掛け合い、連続するボケとツッコミ、勢いで押し切る笑いのセンスは健在。
特に天使ちゃんとのテンポ感あるやりとりは、思わず声を出して笑ってしまうほど。
だが、ただのギャグゲーに収まらないのがアサプロの真骨頂。
ヒロインたちが抱える劣等感やコンプレックス、そしてそれに向き合う主人公の成長が丁寧に描かれており、笑って笑って、時々刺さって泣かせにくる構成は見事の一言。
原画は冬壱もんめ氏・うなさか氏ら4名による分業体制。
キャラデザはどれも現代的で華やか、特に天使ちゃんのゴスロリ風ビジュアルとギャップある中身は強烈なインパクト。
イベントCGや表情差分も豊富で、コメディと恋愛の温度差をしっかり描き分けている。
Hシーンは各ヒロイン1~2回と控えめだが、あくまで恋愛の“延長”として自然に挿入されるため、作品の雰囲気を壊すことはない。
コミカルかつ甘々、初々しさ重視で、ラブコメのラストピースとして機能している。
プレイ時間は全体で約5時間前後とコンパクトながら、共通パートから各ルートまでテンポ良く展開。
“サクッと楽しめて、しっかり笑えて、ちょっと感動できる”――そんな作品を探しているなら、本作はまさに最適解だ。
総じて『恋愛、はじめまして』は、“初恋のバカ騒ぎ”を青春コメディに仕立てた好編。
シリアスな恋愛ドラマや濃厚なHを求める人にはやや物足りないかもしれないが、笑って癒される作品を探しているユーザーには刺さること間違いなし。
かつて何もかもが“はじめて”だったあの春の気持ちを、もう一度味わいたいなら──この一本をぜひ手に取ってみてほしい。
ジュエリー・ナイツ・アルカディア -The ends of the world-

- 壮大なシリーズ完結編としての重厚なシナリオと世界観
- ビジュアル・演出面の進化と高い没入感
- ボリュームを持つ恋愛&H描写
価格 | 9,800円 |
リリース日 | 2025/02/28 |
ゲームジャンル | 意志と宝石の青春学園ファンタジー |
アダルト要素 | ネコミミ・獣系/恋愛/ファンタジー/学園もの |
メーカー | きゃべつそふと |
声優 | 都とわ/土岐千雪/月白まひる/鳥飼すず/猫弍みるく/相模恋/風花ましろ/歩サラ/對馬芳哲/おおしたこうた/八ッ橋しなもん/秋本ねりね/岡本忠之/こしのあんこ/なかせひな/雅仁 |
原画/イラスト | しらたま |
対応デバイス | Windows/Mac/Android/iOS |
宝石が意志を宿し、人の想いと共鳴して力を発揮する――そんな独自の魔法体系を持つ世界で展開する『ジュエリー・ナイツ・アルカディア』は、前作『ジュエリー・ハーツ・アカデミア』の正統な続編にして、シリーズの完結編だ。
物語は主人公・ソーマたちが最終学年を迎え、西方のデルタ帝国へ修学旅行へ向かう場面から始まる。
穏やかな旅路のはずが、世界を揺るがす大発見──巨大トルマリン鉱脈〈深層(ラビュリントス)〉の発見が報じられたことで、事態は一転。
各国の“掘削者”が集う中、亡き恩師の遺志を胸に、ソーマたちは巨大迷宮へと挑んでいく。
本作のシナリオは、シリーズ構築を担った冬茜トム氏が引き続き担当。
今回は章構成を廃し、一本のストーリーとして滑らかに展開。
バトル描写は前作よりも戦術性が増し、“意志”のぶつかり合いから“知恵”の応酬へと比重が変化した。
終盤ではSF的な真相も明かされ、世界設定の核心に迫る展開はシリーズファンを唸らせる。
前作で散りばめられた伏線も次々と回収され、「雷神」や「虚酔病」の正体など長年の謎にようやく答えが提示される点も熱い。
原画はしらたま氏。透明感と幻想性が共存する美麗なビジュアルは、今作でも健在。
新ヒロインのミリアやプリリッコらも魅力たっぷりで、特に洞窟内や夜景のシーンは息を呑む美しさ。
制服や戦闘服など細部の描き込みも抜かりなく、ファンタジー学園モノとしての没入感を最大限に高めている。
そして見逃せないのが、濃厚に描かれたHシーンの数々。
新ヒロイン4人+前作ヒロインたちのアフターストーリー込みで、合計するとファンディスク級のボリュームを誇る。
恋人同士の甘く実用的なシーンが中心で、各キャラの個性を活かしたシチュエーションが心地よい。
CGは差分も含めて枚数豊富で、肌の艶感や感情のこもった表情描写など、視覚的な満足度も高い。
ゲームとしての構成は一本道に近く、終盤でヒロインルートが分岐する形。
プレイ時間は本編15~20時間+アフターで計25時間前後とコンパクトだが、テンポの良さと情報密度の高さが光る。
前作プレイ済みを前提としたつくりのため、新規ユーザーには少々敷居が高いものの、シリーズ通して追ってきたプレイヤーには感無量の内容だ。
CVも都とわ、奏雨、柚原みうら実力派揃いで、新旧ヒロインの魅力をしっかり支える。
音楽は藤井稿太郎氏による重厚かつ情緒的なBGMが彩り、主題歌「Addict of justice」は作品全体の“正義への執着”というテーマを象徴する名曲に仕上がっている。
総じて『ジュエリー・ナイツ・アルカディア』は、“意志と絆”の物語にひとつの答えを提示したシリーズ集大成。
やや駆け足気味な展開や、前作キャラの出番に偏りがある点は惜しいが、それを補って余りある演出力とテーマ性がある。「これまで積み重ねた時間が、ここに結実する」──そんな読後感が胸に残る、良質な完結編だ。
最強のおっぱいパーティーを作って孕ませハーレム冒険性活

- 明るく痛快な“爆乳ハーレム×孕ませ”特化型ファンタジー抜きゲー
- 徹底的に“おっぱい”を活かした実用性重視のシチュエーション構成
- コミカルでエネルギッシュな演出とアニメ風グラフィックの融合
価格 | 4,180円 |
リリース日 | 2025/02/28 |
ゲームジャンル | アドベンチャー |
アダルト要素 | 辱め/フェチ/野外・露出/3P・4P/ハーレム |
メーカー | Norn / Miel / Cybele |
声優 | 星空ユメ/八ッ橋きなこ/黒瀬アイル/森元ゆい/ももぞの薫 |
原画/イラスト | 石井彰 |
対応デバイス | Windows/Mac/Android/iOS |
『最強のおっぱいパーティーを作って孕ませハーレム冒険性活』(Miel)は、その衝撃的なタイトル通り、異世界を舞台に巨乳美女たちとのハーレムを作り、孕ませまくることを目的とした明るく痛快なファンタジー系抜きゲーだ。
本作の主人公は異世界転生した青年で、魔王討伐の使命を与えられつつも、それよりも自らの欲望を満たすために冒険を繰り広げる。
出会ったそばから即エッチという徹底的なご都合主義で、村娘の爆乳剣士、清楚な巨乳シスター、森に住む巨乳エルフ姫、知的な魔法学院の爆乳眼鏡少女、さらには褐色爆乳の元盗賊と、タイプの異なる魅力的なヒロインたちが次々と主人公のハーレムに加わっていく。
ヒロインたちは全員が驚異的な爆乳を誇り、その描写は誇張ギリギリのラインで表現されている。
特にパイズリや授乳プレイといった乳フェチ向けシチュエーションがこれでもかとばかりに盛り込まれており、実用性抜群の仕上がりだ。
また、本作の特徴でもあるハーレムエッチでは、複数のヒロインが協力し合って主人公に濃厚な奉仕を行い、プレイヤーを飽きさせることがない。
グラフィックは明るくポップでコミカルなタッチながら、エロシーンの迫力とインパクトは抜群。
立ち絵やCGにおける爆乳の揺れ動く簡易アニメーションなど、視覚的な演出も充実しており、淫語満載のテンション高めなテキストと相まって、エロスが怒涛の勢いでプレイヤーを襲う。
声優陣の演技も非常に熱が入っており、大胆かつコミカルな喘ぎ声が絶え間なく飛び交い、聴覚からも抜きどころをしっかり盛り上げる。
ゲームシステムは非常にシンプルで、選択肢も極めて少なく、純粋にエロを楽しむことに集中できる設計だ。シーン回想モードやCG鑑賞モードも完備され、巨乳美女たちの魅力を存分に堪能できる。
物語のシリアス要素は皆無で、終始明るくコミカルに展開されるため、罪悪感なく抜きゲーを楽しみたいプレイヤーに最適だ。
巨乳・ハーレム・孕ませという三大要素を徹底的に追求した『最強のおっぱいパーティーを作って孕ませハーレム冒険性活』は、このジャンルに興味があるユーザーにとって、まさに理想的な一本と言えるだろう。
2025年3月発売の注目エロゲー
D.C.5 Sweet Happiness ~ダ・カーポ5~ スイートハピネス

- シリーズファンのための“幸福な余韻”を重視したアフターストーリー
- ビジュアルと演出による“甘やかし体験”
- 物語と密接に結びついた高水準のHシーン
価格 | 9,680円 |
リリース日 | 2025/03/28 |
ゲームジャンル | こそばゆい学園恋愛アドベンチャー |
アダルト要素 | 恋愛/ラブコメ/制服/学園もの |
メーカー | CIRCUS |
声優 | 天知遥/小波すず/秋野花/相模恋/月野きいろ/藤月雪奈/麻倉亞恋/飴川紫乃/阿佐ヶ谷方南/桜歌しゃち/高橋一休/ザコリキ |
原画/イラスト | たにはらなつき 鷹乃ゆき 如月ゆう やたぬき圭 |
対応デバイス | Windows/Mac/Android/iOS |
『D.C.5 Sweet Happiness』は、『D.C.5』シリーズの集大成にして、甘さ120%の“アフターストーリー集”。
前作『Future Link』で恋人となったヒロインたちとのその後を描く、まさにファンディスクらしいファンディスクだ。
物語の舞台は変わらず桜舞う学園島。魔法と想いが交差するこの地で、主人公・玖星創眞とヒロインたちが織りなすのは、“未来”という名の幸福な恋物語。
本作は各ヒロインごとの後日談が用意され、それぞれが新たなイベントや試練を経て、さらに強い絆へと結び直されていく。
例えば、かつて記憶喪失だった少女と本当の意味で想いを通わせるエピソードや、天才肌の許嫁とのすれ違いを乗り越えた新学期――どのルートも温かく、時にほろ苦く、それ以上に甘くて眩しい青春劇が展開される。
サプライズやドンデン返しよりも、「このキャラとまだ一緒にいられる」ことの幸せを噛みしめる時間が、ここにはある。
ビジュアル面もシリーズの美点をしっかり継承。たにはらなつき氏&鷹乃ゆき氏ら人気絵師によるヒロインたちは、相変わらずの可愛さと華やかさで視線を奪う。
恋人としての距離感が近づいたからこそ見られる照れ顔、ふとした表情の変化――どれもが幸福そのもので、CGの隅々にまで“甘やかされている”実感が宿っている。
桜や魔法エフェクトといった演出も相まって、シリーズ特有の幻想感は健在だ。
そして本作のHシーンは、まさにファンディスクならではの見どころ。
恋人同士の濃密なイチャラブHが各ヒロインに複数回用意されており、新婚のような甘さと、魔法設定を活かしたちょっぴり不思議なシチュエーションも。
演出・演技ともに高水準で、実用性だけでなく“物語の延長としてのエロス”をしっかり描き出している。恥じらいながらも積極的なヒロインたちの姿に、思わず顔が緩むこと請け合いだ。
登場ヒロインは桜来瑞花、八坂姉妹、雪那、あいか、そして白河灯莉と、ファンにとってはおなじみの面々。
声優陣も天知遥・秋野花・小波すず・相模恋ら実力派揃いで、甘い囁きも日常の掛け合いも絶品。
特に灯莉役・藤月雪奈の演技はミステリアスな魅力と恋する乙女の揺れを見事に両立しており、聴覚面からも没入度を高めてくれる。
総プレイ時間は15~20時間ほど。1ルート1ルートがしっかり作り込まれ、ファンサービス要素も満載。
選択肢は少なめでゲーム性よりもシナリオ重視の構成だが、それがこの“幸福な余韻”を壊さないポイントでもある。
おまけシナリオやギャラリー、後日談漫画など、プレイ後の満足感を支える細やかな作り込みも見逃せない。
総じて『Sweet Happiness』は、“D.C.5という物語の花びらの最後の一枚”として、極めて美しく優しいエンディングを届けてくれる作品だ。
シリーズを追ってきた人にとっては、まさに“最高の後日談”。まだ『D.C.5』を知らない人は、ぜひ本編から――そうすれば、この幸福の続きを、より深く味わえるはずだ。
魔想の果のスノウホワイト Snow White and the Seven Emotions

- 童話×魔法少女×ダークファンタジーの融合による独自世界観
- ヒロインの堕落と成長を両立したドラマ性あるエロ展開
- 視覚・音声・演出のトータルバランスによる高い実用性
価格 | 2,640円 |
リリース日 | 2025/03/28 |
ゲームジャンル | 果ての国の変身ヒロイン恥辱ADV |
アダルト要素 | 変身ヒロイン/辱め/ファンタジー |
メーカー | わるきゅ〜れ |
声優 | 八ッ橋きなこ/花寺香蓮/梅宮ここ/くどう彩織/乙倉由依/叶一華 |
原画/イラスト | おしゃれ教室 |
対応デバイス | Windows/Mac/Android/iOS |
わるきゅ~れ最新作『魔想の果のスノウホワイト』は、童話「白雪姫」を下敷きにした“変身ヒロイン×ダークファンタジー”なエロゲ。
主人公レイチェルが魔法少女《スノウホワイト》として七体の悪魔と戦う物語は、王道と背徳、希望と絶望を絶妙なバランスで織り交ぜており、ただの“凌辱抜きゲー”で終わらない異彩の一作となっている。
舞台は人間界と魔界が交錯する不思議な世界。悪魔たちは《鏡》《櫛》《林檎》といった童話モチーフに加え、“七つの感情(あるいは大罪)”を象徴しており、各章で1体ずつボスと対決する構成。
戦闘で勝てば正義の勝利、負ければ快楽地獄という構図は古典的ながら、各悪魔が見せる攻めのバリエーションが豊かで飽きさせない。
戦闘前後のイベントも熱く、単なる“敗北シーン回収ゲーム”にはとどまらない作り込みが光る。
シナリオ面では、王道バトル展開+ヒロインの内面成長という構成に、わるきゅ~れらしい容赦ない堕落描写が盛り込まれており、「エロさ」と「読ませる力」の両立に成功。
レイチェルは聖女のような純真な少女だが、敗北することで快楽に目覚めさせられ、回を追うごとに肉体も精神も“侵されて”いく。
その様子を濃密なテキストと絶妙なボイス演技でじっくり描くため、背徳感・没入感ともに申し分ない。
しかも、ただ堕ちるだけでなく、最終的に立ち上がる希望の展開があるのも嬉しいポイントだ。
原画はおしゃれ教室氏が担当。白と銀を基調としたスノウホワイトのコスチュームは清楚かつエロティックで、魔法少女モノに不可欠な“清純の象徴”と“陵辱とのギャップ”を視覚面からしっかり演出。
各悪魔とのHシーンではCGの構図・表情差分ともに抜群で、洗脳、触手、獣姦、集団とハード系のシチュも余すことなく網羅。
Live2Dこそ無いが、音声・効果音・構図の三点でシーン演出は非常に濃厚。純粋な“実用性”の面でも高評価だ。
Hシーン数はヒロイン一人とは思えないほど豊富で、各章に複数の分岐&バッドエンドを用意。敗北ルートを選ぶことで凌辱CGや特別なH展開が見られるため、回想モード回収の楽しみも大きい。
特に終盤はハードさが加速し、ヒロインの葛藤や崩壊がリアルに描写される。だが、救済展開もあるため後味は比較的良好。まさに「堕ちるけど、闇に沈みきらない」――そのさじ加減が絶妙なのだ。
システム面も快適。戦闘勝敗の選択が可能な親切設計で、見たいHシーンにすぐアクセスできる。UIも魔法陣やおとぎ話の紋章をあしらった凝ったデザインで雰囲気満点。
プレイ時間は約6~8時間でミドルボリュームだが、マルチエンディング制+豊富な回想要素により、周回プレイにも耐える設計。
さらに、変身バンク演出や章仕立ての進行など“魔法少女もの”としての様式美も押さえており、ジャンルファンならニヤリとする演出も多い。
総じて『魔想の果のスノウホワイト』は、「変身ヒロインが堕ちるエロゲ」を探しているなら確実に刺さる一本。ファンタジー×童話×背徳というユニークな世界観のもとで、純粋だった少女が少しずつ快楽に蝕まれていく様子を、しっかり“エロく、そしてドラマチックに”描き切っている。
わるきゅ~れの“本気”を味わいたいなら、ぜひプレイすべきだ。
巨乳ファンタジー2 ルイン編 フルHDバンドル版

- ギャグとエロ、そして本格ファンタジーが融合した“成り上がり英雄譚”
- 『2if』を含む完全収録+膨大なHシーンで構成
- フルHD化によるビジュアル強化
価格 | 4,950円 |
リリース日 | 2025/03/28 |
ゲームジャンル | アドベンチャーゲーム |
アダルト要素 | 女戦士/巨乳/辱め/パイズリ/母乳/ハーレム/ファンタジー |
メーカー | WAFFLE |
声優 | – |
原画/イラスト | – |
対応デバイス | Windows |
中世ファンタジーと爆乳エロスが華麗に融合した人気シリーズ『巨乳ファンタジー』。
その中でも高い評価を誇る『巨乳ファンタジー2』と、その再構築版『2if』をフルHDで収録した完全版が、2025年3月28日ついに登場──その名も『巨乳ファンタジー2 ルイン編 フルHDバンドル版』だ。
物語の主役は、王立修道院で落ちこぼれ扱いされた青年・ルイン・ディミディウム。
「破滅男(ルイン)」の異名を持つ彼は、辺境ボインバラへ左遷されるも、異様なまでの“おっぱい愛”と、学院一の弁論術を武器に、魔族たちや盗賊団、さらには謎多き王妃までも巻き込んで成り上がっていく。
序盤はエロとギャグに全振りしたコミカルな展開で笑わせつつ、後半にかけては国家を揺るがす陰謀と戦乱が絡む本格的な冒険譚に。最初は冴えない変人だったルインが、智略と話術で英雄へと変貌していく姿はまさに快感だ。
本作の大きな特徴は、従来の『巨乳ファンタジー2』に加えて、ノベル版を基に新キャラ・新展開を加えた『2if』を完全収録している点。
if編では本編とは異なるヒロインとのエンディングやイベントが用意されており、一度クリアしたユーザーでも新鮮な気持ちで楽しめる構成になっている。
Hシーンのボリュームも驚異的で、巨乳偏愛の主人公を軸に、授乳手コキから複数プレイ、異種姦まで多彩なエロスを展開。
特におっぱいを活かした描写の密度はシリーズ随一で、“抜ける”と“笑える”を高次元で両立しているのはもはや芸術の域。
ビジュアル面では、Q-Gaku氏を中心とする原画陣が描く爆乳ヒロインたちが圧巻。
甲冑ビキニ、修道服、ドレスといった衣装も個性豊かで、フルHD化によって質感や彩色の美しさが一層際立つ。
ぷるぷるの乳肉に宿る重力と柔らかさが、画面越しにリアルに伝わってくるだろう。
登場人物も粒揃いだ。ツンデレ気質の褐色女戦士や、妖艶なサキュバス貴族、高潔なエルフ女騎士、そして背徳的な魅力を纏う王妃まで、属性の宝庫と言って差し支えない。
CV陣も御苑生メイ、沢代りずら豪華声優を揃え、喘ぎと演技で感情をこれでもかと揺さぶってくる。
30〜40時間を超えるボリューム、丁寧に作り込まれたマルチエンディング、特典の設定資料や追加エピソード──いずれを取っても隙なし。
笑い、興奮し、時に熱くなれるこの“爆乳成り上がり英雄譚”は、抜きゲーの枠を軽々と飛び越えた大作だ。
ファンタジー×爆乳×成長譚の頂点、ここに極まれり。
シリーズ初体験の新規ユーザーから、すべてを追い続けてきた往年のファンまで──『巨乳ファンタジー2 ルイン編 フルHDバンドル版』は、誰もが満足できる一本だ。
高画質で蘇るエロスとドラマを、ぜひその目で確かめてほしい。
僕に抱かれ喘ぐ妻は、他の男に抱かれた話を紡ぐ2〜憂いの爆乳妻は他人棒で自信と肉欲を高ぶらせ、悦楽の華を咲かせる〜

- “語り”を通じた背徳と性愛
- Hシーンの二重構成による没入と実用性の両立
- ビジュアルと演技による心理の揺らぎの描写が秀逸
価格 | 6,820円 |
リリース日 | 2025/03/28 |
ゲームジャンル | 憂い妻を説得して寝取らせプレイさせちゃうAVG |
アダルト要素 | 巨乳/寝取られ(NTR) |
メーカー | Anim |
声優 | 霧島はるな |
原画/イラスト | うん=食太郎 |
対応デバイス | Windows/Mac/Android/iOS |
人気ネトラセADVの続編『僕に抱かれ喘ぐ妻は、他の男に抱かれた話を紡ぐ2』が、前作から約2年の時を経て2025年3月に登場。
妻が他の男に抱かれた体験を「夫に語る」ことで、夫婦の性愛が燃え上がるという大胆なコンセプトはそのままに、今作ではより心理描写を深く掘り下げ、“語り”の背徳と興奮がさらに濃密に描かれている。
物語の主役は、ごく平凡な30代の夫婦。
妻・美咲(仮名)は清楚で控えめな性格ながら、内に強い性欲と葛藤を抱える人妻。ある日、夫はふとした会話から妻の過去の浮気を知り、それを「詳しく聞かせてほしい」と願う。
そこから始まるのは、語る妻と聞く夫、そして抱き合う夫婦という倒錯の三角構造。“語り”の最中、セピア色の回想演出とともに他人棒との交わりが克明に描かれ、その語りを受けた夫婦の交わりが現実パートとして濃密に挿入される。
興奮、嫉妬、許容、愛――感情の奔流がページをめくるたびに押し寄せ、いつしか読者自身もこの背徳の渦に呑まれていく。
Hシーンはすべて「語り」と「現在」の2軸構成で展開。
年下上司、元彼、プレイ用素人男性など、多彩な“間男”たちが登場するが、あくまで物語の主軸は“夫婦の性愛”。
語ることで快感に染まっていく妻の表情と、聞くことで興奮を覚える夫の反応が見事にリンクし、どのシーンも強烈な背徳感と濃密な実用性を両立している。
原画は前作から続投の稲垣みいこ氏。
人妻特有の色香を繊細に描くタッチは健在で、美咲の黒髪セミロングや、柔らかそうな肉付き、清楚と淫乱のギャップを活かしたビジュアルは特筆モノ。
演技面も秀逸で、妻役の声優は「語り」「回想」「現在」の三層を巧みに演じ分け、聴覚からプレイヤーを支配してくる。
プレイ時間は5〜6時間前後の中編構成。
分岐エンディングでは夫婦が更なる段階に踏み込むのか、それとも純愛に立ち返るのかをプレイヤーが選択でき、いずれも後味の良い締め方が用意されている。
UIや回想機能もシンプルながら洗練されており、フェティッシュな“語り再生”にも完全対応。
単なる寝取られでは終わらない。
愛しているからこそ、他者の存在でしか得られない興奮を共有する――そんな究極の大人の性愛を描いた一作。
背徳が好きな人だけでなく、心理描写に重きを置いたドラマ性を求めるプレイヤーにも刺さるだろう。
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